子育て世帯のパパが社会を生きる

子育て世帯のパパが社会を生きていくブログ

保険は何のために入るの?

私たちが保険に入るとき、

何かしらの不安を解消したいと思って入りますよね。

 

しかし残念ながら、保険に入っておけば全てが安心だ、とはいかないようです。

 

子育て世帯のパパである私が調べて考えた結果をお伝えします。

 

そもそも保険とは?

保険の目的は、起こることが非常にまれだが、一旦起こると1人では対応が困難な事に対して備えることです。

そのために皆でお金を出し合って、そのまれな事象が発生してしまった人が、出し合ったお金を総取りすることで困難に対応する。

その仕組みが保険です。

 

リスクの分類と対応

生きていく中での不安には、保険で解決できるものと、そうでないものがあります。

 

人生で起こりうるリスクを、縦軸に起こりやすさ、横軸に金額を取ってマトリクス形式で表1に示します。

 

表1 リスクの分類f:id:nicomb:20190510011918j:image

 

各マスに対しての有効な対処法を表2に示します。

 

表2 リスクへの対処f:id:nicomb:20190510011932j:image

 

このように、保険で対応できるのは全体の中の一部のリスクだけです。

 

それぞれのリスクに対して、取りうる中で一番効果の高い方法で対処するべきかなと思います。

 

今回はここまで。

これ以降には、具体的なリスクの例を挙げておきます。

 

保険で解決できること

起こることが非常にまれだが、一旦起こると1人では対応が困難なことです。

例えば以下。

  • 若いうちの死亡

  →若い間の死亡率は低いが、実際に死亡すると、その後の生涯で稼ぐはずだった賃金が失われる。すると、残された家族が生活に困る。生命保険

  • 自動車事故による傷害や損害

  →事故を起こす確率は低いが、賠償額は最大で億が想定される。自動車保険

  • 自転車事故による傷害や損害
  • レジャーによる傷害や損害

  →各種損害保険

  • 火災

  →実際に火事になる確率は低いが、一旦火事が起こると、財産を失うだけでなく、近隣への多額の賠償が発生する場合がある。火災保険。

 

保険での解決が難しいこと

起こる確率が高く、金額の大きなものです。

例えば以下。

  • 教育資金

  →子供が産まれると必ず必要になる。

  • 老後資金

  →定年を迎えると、必ず必要になる。本来は国によって保障されていたはずだが、最近は国ですら対処し切れていない。老齢年金。

 

保険で解決する必要のないこと

必要となるお金が少ないものと、国によって保十分障されるものです。

  • 老齢の死亡

  →必ず起こるが、定年後は仕事による収入が減るので、死亡による損失が少ない。

  • 病気やケガの治療

  →国によって保障される。治療費は月に最大で9万円程度以内に抑えられる。健康保険

  • 療養中の生活

  →国によって保障される。月給の2/3が支給される。傷病手当。

  • 失業

  →国によって保障される。月給の2/3か支給される。失業保険。

  • 障害

  →国によって保障される。障害年金